拡張 MS-DOS 領域を作成
[1. 拡張領域の割り当て]
ここでは、Mバイト単位と、全体の割合(%)のいずれかで割り当て範囲を指定することができるが、デフォルトでハードディスクの全ての残り領域がMバイト単位で既に入力されている(拡張領域は大容量をサポートしていなくても制限がないので、必ず全残量が表示される)。
例では既に基本領域で約2GBを確保しているので、残り領域として 2102MB が存在している。他の領域がない場合は当然ハードディスクの全領域が対象になる。
拡張領域を中途半端に作成しても、後続の領域に別にWindowsで使える領域(他の基本領域や拡張領域)を作れる訳ではないので、特別な意図があるか、他のOSで使う予定がある場合でない限り、残りの全域を拡張領域に割り当てることになると思う。
ここでは、このまま「Enter」を押下する。
[2. 拡張領域の部分割り当て完了]
拡張領域が指定領域(残り領域)に割り当てられ、その割り当て状態が既に確保してある領域(例では基本領域)も含めて表示される。種類が「EXT DOS」となっており、拡張領域が割り当てられているのが分かりだろう。またサイズが「2102」MBになっているのも確認できる。
これで拡張領域の割り当ては完了だが、作業を続行するため、「Esc」を押下する。
拡張領域の場合、このままではドライブとして利用できないので、引き続き論理ドライブの作成に移る。
因みに拡張領域は一つのハードディスクに一つしか作れないので、もし既に拡張領域がある場合に更に拡張領域を作成しようとすると、次のようなエラーになる。
[3. 複数の拡張領域作成不可]
また第一ハードディスクの場合、基本領域がなければいけないので、まだ基本領域を作らないうちに拡張領域を作ろうとすると次のようなエラーになり作れない。
[4. 拡張領域だけの作成不可]
たぶんバグだとは思うが、メッセージが尻切れだね。(笑い)